沖縄そばだけじゃない!隠れた沖縄料理『骨汁』
またまた、北谷町のくねくねした県道24号線を上がって、「じゃーがるそば」さんへやって参りました。
今回のお目当ては「骨汁」!
沖縄には意外と汁物が多いような気がします。
有名なのは、具がいっぱいの「沖縄風味噌汁」、好き嫌いがはっきり分かれるであろう「山羊汁」、ハリセンボンを使った「アバサー汁」アオサとお豆腐の「アオサ汁」そして、とても手の込んだ「中味汁」等々、数え上げたら沢山あります。
上記の汁物は、食堂に行けば割と高確率で食べれますが、骨汁はあるところと無い所があったり、あっても数量限定で、ちょっとタイミングが悪いと「骨汁売り切れ」という札を見る羽目になってしまったり、、、
筆者の中では、幻に近いものになっています。
実は、前回じゃーがるそばさんに来た時、骨汁は完売でした。
はやる気持ちを抑えて、カウンター席に、今日も抜群の眺め。
ドキドキしながら、メニューを眺めつつ「骨汁をください」と言うと「ハイ、ご飯は白米とじゅーしーどちらにします?」と、骨汁をじっくり味わいたいので、白米をお願いいたしました。
よしよし、今日は完売していないぞ。
今日は、時間が早い故か、店内は空いていて、お店の中の写真を撮れました。古民家風のおしゃれなお店です。
きょろきょろ店内を見回している間に、「骨汁」がやってまいりました。
思ったよりも、ボリュームがあります。
どんぶりにあふれんばかりに具である「骨」がどーんと入っています。
そして、その骨の上には結構な量のおろししょうがも載っています。そして小脇には、「あんだんすー」と言われる、豚肉の細切れをお味噌と砂糖で煮詰めた、沖縄定番の常備食がついてきています。
どきどきしながら一口
まずは、骨をよけてスープを一口。
思っていたよりも濃厚な味です。
スープというよりシチューのような感じです。見た目よりもずーっと濃い味です。
ものすごく、おいしいです。
で、主役の骨ですが、まさかこれを食べるわけではなく、骨の間に残っているお肉を食べるのですが、また、このお肉もとろとろに柔らかく、絶品です。
やっぱり骨は邪魔なので、まず、骨の間のお肉をとってから食べ始めたほうが良いです。
半分ぐらい、食したところで、前回来た時におそばに使った、「あぐーラー油」の存在を思い出し、投入。
本当に、「ほっぺたがおちる」とは正にこの事だというぐらい、おいしかったです。
筆者が食べ終わるころに、隣に外国人3人組のお客さんがやってきたのですが、そのうちの2名も「骨汁」を注文していました。
すごく濃厚なお味なので、外国人の方のお口にも合うのでしょうね。
おそばも絶品でしたが、この骨汁も是非是非お試しください。
謝苅そば(じゃーがるそば)
- 【営業時間】11:00〜15:00
- 【定休日】不定休
- 【電話番号】098-926-1258
- 【住所】沖縄県中頭郡北谷町吉原98-1 オーシャン店舗 3F