沖縄で良く見かける石敢當(いしがんどう)って何?

沖縄で街を歩いていると必ず見かけるものが、石敢當(いしがんどう)と書かれた石碑。県外から来て、初見でこれが読める人はなかなかいません。これは中国伝来の魔よけと言われていて、沖縄県だけでなく鹿児島県でも見かけることがあります。

中国では石敢當(シーガンタン)

現在最も有力な説としては、中国・唐の学者であった顔 師古(がん しこ、581年 – 645年)の説です。その説によると、「石」は実在した性であり、「敢當」は実在の人物名ではないとされています。この「敢當」は向かうところ敵なしという意味だそうです。簡単に言い換えるなら、佐藤無敵でしょうか。

魔よけの効果

よく見かける場所としては、丁字路や交差点など道が交差する場所の突き当りです。突き当りに石碑を置く意図としては、沖縄の魔物(マジムン)がまっすぐに進んでくる性質を持っており、そのまま家に入ってきてしまうことを避けるためだと言われています。沖縄県では今でもその効果が信じられていて、大小新旧問わずたくさんの石敢當(いしがんどう)を街中で見かけます。

魔物が砕けるとの説もありますが、魔物が避けて通るといった説も言われています。後者の方が説得力があるような気がします。だって、町中にある石敢當(いしがんどう)はとてつもない数ですから、魔物が砕けるならとっくにその役目を終えているはずなんですよね。

どちらかというと石敢當(いしがんどう)がピンボールのように魔物を弾いているというのがしっくりくる印象なんですが、どうでしょうか。

沖縄県以外にも

実は、この石敢當(いしがんどう)は、沖縄県や鹿児島県以外に少数ではあるものの設置されていて、宮崎県、埼玉県、栃木県、東京都、神奈川県、秋田県にも数基あるのが確認されています。また、類似のものは中国だけではなく、台湾、シンガポールにも設置されていることがわかっています。

最近は、シーサーと並んで石敢當(いしがんどう)がお土産店でも買えます。沖縄旅行の際は、この石敢當(いしがんどう)を探して歩いてみるものいいかもしれません。

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